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「とあるベース弾きのひとり言」

【第 16話 】2023.4.3
  「貯金利率とピアノの話」

 今の方には想像もつかないと思いますがその昔、昭和55年4月郵貯定額貯金の利率は8%にまで達してました。
なんと10年預けると2倍に増えるということになっていました。
この時から日本人の投資よりも貯金という習慣が根付いたと思います。今や金利がほとんど無くなり
預けると逆にインフレで目減りする時代となりました。

 さてここからが音楽の話です。
ピアノの鍵盤ですが”ド”からオクターブ上の”ド”までの間に白鍵7個、黒鍵5個の合計12個あります。オクターブとは音の高さ(周波数)が2倍になることで、また一般的な調律は平均律と呼ばれ、どの調でも、転調したとしてもそこそこの良い響きとなるように、すべての半音同士が同じ間隔になるようにしてあります

 ここで既に勘の良い人は気付かれたと思いますがこれは金利で言うと12年で2倍ということになります。
これを数式で表すと”2の12乗根=1.059...”すなわち年利約6%ということになります。

確かめたい人は電卓で1.06を12回掛け算すると2になるのがわかると思います。

 今回は何が言いたかったかと言うと”半音の周波数間隔は6%”
これだけ憶えてもらえればいつか役に立つかもしれません(ほんとか?) (><;) 

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